救世主現る!ツルアラメのフロロタンニンが目や鼻の不快感を軽減!

花粉症シーズンの到来。毎年目のかゆみやくしゃみ、鼻水、鼻づまり、頭痛等に悩まされている方も多いかと思います。今年は例年の1.2倍の飛散量を見込んでいるとか。Chat GPTに訊いてみたところ、日本で花粉症に悩む人は約3,000万~4,000万人いると推定され、全人口の30~40%にあたるそうです。
「〇〇を食べると症状改善によい!」といった健康情報を聞くこともありますが、薬を服用しつつ季節が過ぎ去るのを歯を食いしばって耐えている人が大半かもしれません。

そこで今回紹介したいのがツルアラメです。

これを読んでくださる方の中に、ツルアラメという海藻をご存知の方はいらっしゃるでしょうか?
ツルアラメはコンブの仲間で、青森周辺から九州に分布する日本海特産の褐藻類です。褐藻類とは、茶色い色をした海藻で、ワカメやヒジキ、モズクも同じ仲間にあたります。ツルアラメは水深199mの海底から採集されたことがあり、「最も深いところから採集された海藻」として世界記録を持つのだとか。


画像引用:「青い森の食材研究会」より
https://foods.hirosaki-forum.jp/ingredients/tsuruarame/


このツルアラメはポリフェノールを多く含み、フコキサンチンやアルギン酸等、栄養価が高いのですが、その海藻ポリフェノールの1種であるフロロタンニンに、抗アレルギー性、抗炎症性等の機能を持つことが確認されています。つまり、このフロロタンニンを摂取することで、花粉症の症状である目や鼻の不快感(目やに、くしゃみなど)を軽減することが期待できるのです。

なお、このフロロタンニンは、同じ褐藻類の昆布やワカメには少量しか含まれていません。お味噌汁に入れたりして食べる地域もあるようですが、このツルアラメを日々の食習慣に取り入れられれば、薬と違って眠くなったり他の薬との飲み合わせを気にしたりする必要がないので安心ですよね。

とはいえ、どこにでも売っているわけではないので、ツルアラメそのものを手軽に入手しづらいのがこの海藻の難点。ですが、実は、ツルアラメはサプリメントとしても販売されているので、こちらであれば取り入れやすいかなと思います。

弊社トリトンフーヅでは、業務向け商品として、「隠岐・西ノ島町産ツルアラメ乾燥粉末Nom‘z®」を取り扱っており、日本初ツルアラメ由来のフロロタンニンを機能性関与成分とする機能性表示食品として届出をしています(届出番号:J21)。その弊社原料を使っていただいている商品が下の画像のサプリメントです。気になった方はぜひインターネットで検索してみていただけると嬉しいです。


画像引用:「たかくらとくらす」より
https://takakura.co.jp/note/nishinoshima-tsuruarame/

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いかがだったでしょうか?海藻は知れば知るほど凄い力を持っていることがわかります。そういった魅力も皆さんにお伝えできればと思います。弊社が無限のりシリーズだけの会社ではないという一面も知っていただけると嬉しいです(笑)

本日は、ツルアラメという海藻のご紹介でした。

 


出典:
https://www.nhk.or.jp/shutoken/articles/101/018/31/
https://foods.hirosaki-forum.jp/ingredients/tsuruarame/
https://tsuruarame.jp/
https://takakura.co.jp/note/nishinoshima-tsuruarame/
OpenAI. (2025). ChatGPT (GPT-4) [Large language model]. https://chatgpt.com/
吉積一真ら,薬理と治療,49(12),2111-2125(2021)
Sugiura Y. et al., Algal Research, 58: 102398 (2021)

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